「小さい」の研究所 フランス カスタネ・トロザン編 〜Je ne suis pas une chèvre?〜

フランス語

lie aux cygnes

“ 白鳥の小径” (Allée des Cygnes)
レイモンさんはセーヌ川の第三の島として紹介しています。

https://vimeo.com/162333408/96a167d939

気になった単語から
arrière-plan 「背景、遠景」
arrière- は合成語として
1)「より遠い親戚関係」を表す場合
例)arrièrer-grands-parents 「曾祖父母」
  arrière-petit-fils 「ひまご」
2)「(空間的な)後ろ」・・・今回はこの例
  arrière-plan 「背景、遠景」
  arrière-pensée 「下心、底意」
3)「(時間的に)あと」
  arrière-Renaissance 「ルネッサンス末期」
  arrière-fleur 「遅咲きの花」・・・・・・・コレ、覚えときましょう!

derrière moi 「私の後ろ」
このderrière(反意語は、devant)という単語は、前置詞、副詞、名詞の用法があるようです。
辞書にはいろいろな例文が載っていますがここではひとつだけメモ。
Un dessert derrière le repas 「食事の後のデザート」

 livrer 「配達する、売り渡す、明かす、与える、(戦い)を始める」などなど。
ここでは
livrer un secret 「秘密を明かす」
livrer 〜 à domicile  「〜を自宅に配達する」
こんな例文も
livrer son pays à l’ennemi 「国を敵に売る」

あと、なかなかつかみにくいのが、何度か出てくる
d’ailleurs
「そのうえ、そもそも、だいたい、もっとも、〜であるが、他の場所から」と辞書にはありますが、ここは、簡単な例文だけメモ。
Ce vin , d’ailleurs très bon, est cher.
「このワインは大変美味しいが高価だ」

あと、これもさかんに使われている puisque〜 という表現。
parce que とpuisqueについてもう一度確認。
parce que〜 : 聞き手に取って未知の理由を、説明的に
puisque〜 : 聞き手の既知の理由、ないし自明と話者が判断する理由を、説得的に

それから、解説にある 〜âtre という表現。
 rougeâtre 「赤っぽい」
ややネガティブなニュアンスがあるとのことでした。(本物の〜ではない、ということで)

あのrougeâtreなノボテルは、かつて日航ホテルだったんですね。そういえば確か弁慶という日本料理のお店がありますね。

レイモンさんが語るこの第三の島。私にとっても
C’est ma chère ile.
です。
ベンチに座ってビルアケム橋を見ると、6番線のメトロがのんびり走っています。至福のときでした。
lie aux cygnes

同じカテゴリー(フランス語)の記事
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
てぃーだイチオシ
プロフィール
オザワノオ
オザワノオ
オザワ ノオ
下関市生まれ
コザ第三独立国横浜地区トゥールーズ出張所
jean・ma group創業者
山羊とみつばちのラララ会
「小さい」の研究所

jean・ma group:
横浜BBストリート
横浜月桃荘スタジオ
青山月見ル君想フ
代官山晴れたら空に豆まいて
藤沢太陽ぬ荘スタジオ
「山羊に、聞く?」(現在代官山から放浪中)

前のブログはコチラから
過去記事
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人